ギャラリー桜珠は、日本の伝統文化を応援するために、2012年3月に産声を上げました。

 

 「桜珠」とは、一つ一つの作品が、それぞれのご家庭の中で花であり、宝であって欲しいという思いを表しています。それは、使わずに飾っておいたり、大切にしまい込んでしまったり、ということではありません。毎日手にし、愛しみ、使っていただきたい、という意味です。そのためには、使いやすく、扱いも簡単、他のものともコーディネートしやすいものが良い。また、肩書きや名前にとらわれず、心と技が洗練された作家さんの作品、素材の良さと確かな技に支えられた本物、をぜひご紹介したい。

 

 このような思いを現す桜珠のロゴマークを、日本画家・東園基昭さんに依頼して作っていただきました。東園さんは、幼い時から能の手ほどきを受け、日本文化が身体に浸透している方です。描かれる日本画も、その蓄積に現代的な感性を加味し、他の方には真似のできない作品世界を創り上げています。

 

 出来上がりましたのは、桜の花の形が七宝紋にアレンジされた「桜七宝」です。色は、濃緋(こきひ)。日本の伝統を確かに受け継ぎつつ、今を生きる繊細な感性、というギャラリー桜珠の目指すものづくりに対する姿勢が、しっかりと表現されたオリジナル紋が完成しました。

代表・浅川映子のFacebookもご覧ください。

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倉山ショールーム 展示風景 春